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音について

 

 

現在、リノベーション工事中のお宅のトイレでの防音対策の事例です。

 

 

 

写真のように、壁と天井全面に防音パネルを貼りました。

有穴ベニヤ+木質繊維板+遮音シートがサンドイッチされた優れものです。

 

音楽室みたいですね。

多孔質のものや表面が凸凹したものは、そこに音が入り、摩擦と細かい振動で音のエネルギーが吸収されます。

 

これが吸音です。

穴のサイズによって、吸収しやすい音域も変わるので、音楽ホールやレコーディング室などはさらに細かい音響設計がされていますね。
有穴ベニヤの裏の木質繊維板も振動エネルギーによって音が吸収されます。

 

さらに裏に貼られた遮音シート。

 

 

名の通り、空間から空間に音が伝わりにくくなります。
この吸音と遮音の性能を上げることが防音になるわけですが、間仕切り1面だけを施工しても効果はありません。

 

部屋の空間全体を包んであげることがポイントです。
今回は、天井・壁・床の6面にぎっしりとグラスウールを詰めてさらに吸音性能を高めています。

断熱性能と兼ねて。

 

太鼓やトランペットの中にグラスウールを詰め込んだら、音は響かないイメージがつくかと思います…。
ドアも、枠・床と建具の間にゴムが隙間なく施されており、建具には鉛(遮音材)が入っております。

 

 

 

この記事を書いたスタッフ

永谷 弘樹

永谷弘樹

大工・設計

なるべく自分の判断、やり方で正確に効率よくやるようにといった仕事のスタンスが自分にも合っているので、 櫛谷棟梁のもとで6年間大工させてもらってます。 設計士さんや各業者さんと一緒に協力し合い、ときには言い合いや押し付けもありながらでも、 みんなでひとつの建物を完成させることの喜びが、この仕事をやっていて一番よかったなと思うことです。 将来は、自分で設計し自分で大工をして家を建てたいと思っています。