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冬の室温をシミュレーション

冬の室温

皆さんにわかりやすいように、garDENの伊藤がグラフを作成しました。

冬の外気温がグレーの線になっています。

夜中、4度ぐらいからはじまって、朝の7時に1番冷え込み、0度ぐらいになっています。
その後夕方にかけて気温が上昇し最高気温が11度ぐらいの、ある冬の1日です。

断熱が入っていない家は Q値8.3 という数値になります。(青線)
シミュレーションでは、夜中20度からのスタートでその後の室温をシミュレーションしています。
1日の温度差が激しいのがよくわかります。

長期優良住宅の基準、Q値2.7 の家(緑の線)
冬の外気温が0度になるような日でも、室内温度が10度を下回ることはなくなりました。

garDENの目指す指標の Q値1.9 の家(黄色の線)
最低気温が13度以下にならずに、お昼のぽかぽかを取り入れることによって23度近くまで上昇しています。

暖房をかけない状態でも13度を下回らないということは、朝早く起きて、お弁当をつくるお母さんも寒くて動けないということはありません。

Q値1.4 の家(紫色の線)
最低気温は15度ぐらいに対して、最高気温が25度になっています。

これらのシミュレーションから、目指すべきQ値などを決めて、家の設計にいかしております。

さらに、Q値1ともっと断熱性能を上げればどうなるでしょうか?
最高室温がかなり高くなります。
真冬の寒い日は、暖かくていいと思いますが、
春先の暖かくなりだした日に日射熱が家の中に入ると暑くて仕方が無いということが起こる可能性があります。

ただ、性能を上げればいいということではないことも、よくわかると思います。
京都の家では、どちらがよいか考えれば答えが出ますよね。

京都には京都にあった家というものがあるのではないでしょうか?

検証は、まだまだ続きます。

Q値1.9+熱容量170 という値もありますね。
こちらは、次回夏の室温の記事でご説明いたします。

この記事を書いたスタッフ

田中 健治

田中健治

代表取締役

「たのしく生きる」ことが人生理念です。 「たのしく生きる」為には「笑顔と感謝があふれる社会」が必要だなとの想いで、いっぱいです。 家というモノではなく、豊かなくらしを追い求めて家づくりを考えています。 豊かなくらしを追い求めた家。私たちがつくる家です。