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出窓ベンチの秘密

 

先日とある会社様から

こんなお電話を頂きました。

 

「うちで建築する施主様が

ガーデンさんの事例を見て

出窓ベンチをされたいとおっしゃっているのですが、、、

これって床面積に

含まれるんじゃないですか~?」

 

 

お家を作るにあたって、

建蔽率や容積率といった

遵守するべきルールがあります。

このルールにより1つの敷地に建てられる

お家の大きさ(床面積)に限度が定められます。

 

ですので、場合によっては、

出窓ベンチ部分が床面積に入るか入らないかで、

その建物が面積ルールを守れているかどうかが

左右されるケースが出てきます。

 

建築の仕事をしていないと、

建築基準法上の床面積に

含まれる・含まれない問題、

なかなか難しいですよね。

 

ガーデンが少しでものびやかに、

奥行き感のある空間を作るための

工夫の一つとしてよくご提案させて頂く

「出窓ベンチ」

 

ぜひ、他社様でお家づくりをされる方にも

参考にして頂きたいので

少し内容を整理しておきましょう!

 

 

まずは、出窓ベンチを作っても

床面積に含まれないケース

ベンチの下が壁になっています。

この場合は床面積に含まれません。

法律上「出窓」と扱われます。

 

 

 

次に床面積に含まれるケース

ベンチの下がオープン開口になっていたり、

造作で収納が作られたりしています。

この場合、出窓ベンチの下に

「床」が貼られている状態なので

床面積に含まれてしまいます。

法律上「出窓」とは認められていません。

(ガーデンが勝手に出窓ベンチと呼んでいるだけです笑)

 

 

 

どこまでの状態を採用できるかできないかは、

建築される会社様に

しっかり確認してくださいね(^^)

 

出窓ベンチでのお昼寝、

気持ち良すぎておすすめです♪笑

 

 

 

この記事を書いたスタッフ