注文住宅で私が造る作業机の高さ
今日からは、設計士だけがこだわれば良い、
マニアック寸法話👏
お客様は「何だか使い易いな」と思っていただければ良いわけですし、
工事の方や職人さんは、寸法さえ、分かれば施工は出来ますし、
細かすぎる寸法の理由なんぞは、設計士だけが分かっていれば良いものです。
『コレが使い易いんだ!』
と確信した私の主観の寸法で良いわけですから、本当にマニアックです。
■例えば、私が造る作業机の高さは72㎝。
理由:大柄男性でも小柄女性でも椅子を多少調整するだけで、一般市販品の家具にも合わせやすい。
■デスクの板の厚みは3㎝。
理由:幅が広くてもたわみ難い。
■デスク下の棚までの有効高さは6㎝。
(デスク下の棚は帆立も入れるとたわみ難いので👍)
理由①:6㎝あったら、収納グッズもたくさんあって、便利に使えそう。
理由②:6㎝あったら、雑巾で私は奥まで拭けた。(中肉中背です。)
理由③:6㎝を超えると、足が入る下の空間が低くなって、
私は入るが、大柄男性は、足が入らない。(私は足組めました。田中は組めません。)

完成した邸宅を見学しながら、設計士さんに、なんでこの寸法にしたの?
って聞いてみてください。
きっと、「へー」って思える答えが返ってくると思いますよ。

竹園 節子