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注文住宅と人間工学

ガーデンで一番初めに建てた注文住宅のお施主様は、

人間工学界の研究者・プロのご夫婦でした。

 

パソコンのキーボートも毎日、皆様、打たれていると思いますが、

この配置・配列なども人間の動作寸法を研究に研究を重ねた結果の位置だそう。

なるほど。

我々が日頃使用しているたくさんのモノには、

人間の動作寸法の研究結果、人間工学が大いに利用されています。

 

ガーデンでは、床高さ950㎜でスイッチを配置している理由を、

・天井高さ2.2mの下半に位置し、空間の重心を下に下げたかった

・視線からスイッチを外すことで、空間にスッキリさせた印象にしたかった

・造作建具の引き戸取っ手を950㎜に合わせて、壁に写るモノを揃えたかった

 

という理由が大まかに3つあります。

 

そのお客様は、すべてのスイッチの配列に

・この照明はプレートの一番右の上から3番目

・この換気扇はプレートの左から2番目で一番下

など、人間が感覚的にイメージしやすい配列にということで、

全てのスイッチ位置の指示をしてくださいました。

 

初めてのご要望でしたが、「なるほど」と思うことはとても多く、

ガーデンのスイッチ高さの理由などにも大いに共感くださったお客様でした。

 

お客様と一緒に向き合う、マニアックな寸法の世界。

とても面白かったです。

この記事を書いたスタッフ

竹園 節子

竹園節子

専務取締役・設計

「人の役に立つ」ことが、私の喜び。 人の笑顔が好きで、出会えた人すべてが笑顔になってほしいと思っています。 大人も子供もかわいいペットも友達も、優しい優しい気持ちで あったかいあったかい時間を過ごしてほしい。 作る人も使う人も、みんな、みんな、ハッピーに