設計士 竹園の想い【敷地を読む 建物と車の配置】
現地調査に行って、まず、考えるべきこと。
それは、建物と車の配置。
むずかしいようですが、理屈さえ分かれば、そんなに複雑ではありません。
建物は、極力、南側の光がたくさん取り入れられるように、建物外形を決めて、配置します。
ただ、それだけのことです。
日が沈むまで、照明器具を点けないでよい暮らし。
それを実現するためです。
そして、車の位置を想定し、出入りがしやすいか、車と生活の関係性は、お客様の要望と合致しているかと、
バランスを整えていきます。
ここでの決断は、少しのことでは、ブレさせられません。
写真の邸宅では、車の出入りの障害になっていた電柱がありましたが、移設していただきました。
電柱くらいでは、あきらめてはいけない重要な部分です。