設計
01現地調査・計画
光や風の入り、年間の気候に合わせた設計。
敷地の特徴をしっかり踏まえ、長所を活かし、短所をフォローする設計をしています。
京都での太陽高度、風向きを考慮し、軒庇の長さ、窓の設置位置・大きさ、開閉方法を決定しています。
現地調査
ご近所の雰囲気・窓の位置・交通量などを確認し、どこにくつろぐ場所をつくるべきか、現地を見て判断します。その次に車庫の場所を確定してから、建物の外形をおおまかに決めます。
02断熱性能/耐震性能
この場所で快適な暮らしを考える。
窓が小さかったり数が少なかったりすれば断熱性能は上がります。壁が多く、吹き抜けが小さい方が耐震性は増します。
それだけでは心地よい家にはほど遠い。家はバランスが大事です。性能値が高いだけの家では、居心地は良くならない。
それが、garDENの答えです。
外皮計算
全ての家の設計段階で、計画図面が完了すれば、個別で外皮計算しています。つまり、その邸宅の断熱性能を計算しています。
どの程度の冷暖房設備を備えるべきかを判断するためです。
室温シミュレーション
同じ断熱性能の家でも、「西に大きな窓がある家」・「南に大きな窓がある家」では、夏の室温上昇値はまったく違います。全ての家の設計段階で、無暖房・無冷房状態で、室温はどのようになるかをシミュレーションしています。
冬場は12~3度を無暖房で下回らない家を設計しています。
夏場は34~5度を無冷房で上回らない家を設計しています。
日照シミュレーション
周辺の建物の高さを計測し、実際にどのような日照になるのかGoogleSketchupを使って3Dでモデルを作成、近隣の建築物も配置しシミュレーションしています。
「夏の日照」「冬の日照」「中間期の日照」を目でご確認いただけます。
03パッシブデザイン
「明るさ」「暖かさ」「涼しさ」「新鮮な空気」
全てを叶えるパッシブデザイン。
パッシブデザインとは、エアコンなどの機器を使わず、建物の構造や工夫により太陽の光や熱、風といった「自然エネルギー」を最大限利用し、快
適な住まいを作り出す設計思想、設計手法のことをいいます。
昔から夏蒸し暑く、冬底冷えする京都の家は、すだれで日射熱を遮断し土間や中庭でひんやり涼しく 、冬はガラス戸と内障子で寒さを和らげたり沢山の工夫がされていました。
それらの工夫は、まさにパッシブデザインです。
特徴1風と光を感じる自然体の心地よさ
自然エネルギーを最大限利用することから、自然の恵みを感じやすい邸宅になります。温かい陽だまり、涼しい風、明るい太陽、家の中から感じる家を設計しています。皆さま、心地が良いため、家で過ごす時間が増えたとおっしゃられています。
特徴2お家まるまる省エネ
断熱性能の高さと、施工の工夫による気密性の高さから、冷暖房が心地よく、少ないエネルギーで効いてくれます。全ては計算によって、割り出します。
狭かった賃貸住宅時代より、大きく広くなった新しい住まいの方が、光熱費が安くなったと、喜んでいただいています。
パッシブデザインQ&A
隣の家が近い土地でも採光は出来るのでしょうか?
夏の日差しは暑くないですか?
両隣を家に囲まれていて無風なんですが、風を起こせますか?
冬の暖房光熱費が心配です…
04デザイン力
素材の良さを生かした、
シンプルで居心地の良いデザイン。
飽きのこない普遍的なデザインを追求しています。
目に映る無駄な線を一本一本消していくことで、シンプルなデザインになるように設計しています。
「なりゆき」ではなく、全て計画されたデザインです。
室内オール引き戸
間仕切り・入口は、極力引き戸で計画します。省スペースで開けっ放しにし易いからです。引き込んだ時に、すべて壁に納まるように設計しています。季節の風を家中にめぐらせてほしいから、朝起きたら全て開け放ってくださいと、伝えています。