鉄について~その1
市内北区で新築中のお宅も完成間近。
写真は吹き抜け部のスチール手摺。きれいに
溶接されています。
溶接の歴史はすごく古くて、紀元前2500~3000頃には中国の青銅器などに用いられていたようです。
溶材を溶かしてくっ付ける鋳型法。
現在よく使われるアーク溶接が発達したのはそれからずっと先で、第一次大戦の頃のヨーロッパ。
一説によると、各国で保有できる軍艦が重量で制限されており、それまで鉄板同士はボルト接合が主流のなか、軽量化を目指し、各国が溶接の技術開発に取り組んでいたようです。
軽くなれば数が増やせますからね。
軍事=技術のわかりやすい例えですね。
アーク溶接の他にも、ガス、エレクトロスラグ、電子ビーム、レーザービームなど様々な溶接法が様々な用途に使われている現在。
そのうち、木と木を溶接する技術も生まれる日が来るかもしれないですね(笑)