8人目
『建築界のノーベル賞』と言われる米プリツカー賞の受賞者に建築家の磯崎新氏(いそざきあらた)が選ばれました。
森山作、少し似てません…
日本人では8人目の受賞となります。
プリツカー賞とは?
アメリカのホテルチェーン『ハイアットホテルアンドリゾーツ』のオーナーである
プリツカー一族が運営するハイアット財団から建築家に授与される賞。
「建築を通じて人類や環境に一貫した意義深い貢献をしてきた」存命の建築家を対象とし、
国籍・人種・思想・信条を問わず、原則として1年に1人表彰しています。
日本人の受賞者はこれまでに、
丹下健三、槇 文彦、安藤忠雄、妹島和世 西沢立衛 (SANAA)、伊東豊雄、坂茂、磯崎新
磯崎新(87歳)は大分県大分市出身。丹下健三氏に師事。1963年、32歳の時、磯崎新アトリエを設立。
受賞理由として、「意義深い建築への探求が、今日までの作品に反映されている」としています。
京都でも磯崎氏が手掛けた建物を見る事ができます。
京都市左京区に位置する私立のクラシック専用のコンサートホール
『京都コンサートホール』
知人からチケットをいただき、私も一度訪れてますが、その時は磯崎新の設計だとは知らず、
変わった建物だなと思って見ていました。
日常で、建物を見に行く事は目的ではなく、音楽や美術、その空間で行われるイベントだったりしますが、
建物を意識する事で、楽しみも増えるかもしれません。