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木材の行方

車での信号待ち中、目の前に木材を大量に積んだトラックが。

役目が終わり、捨てられる木材。

木造住宅の解体時に出る木材は全体の5割ほどと言われます。

その木材の行方は、再利用2割(パルプ、木質ボードなどの工業原料として再利用 全体の4%)、燃料8割となります。

ひと昔前は、手作業の解体が多かったので、再び、建築材の再利用が多かったのですが、

廃材需要の減少、解体期間の短縮、解体コストの低減等の理由で、

機械解体が一般的となり、建築材料への再利用は極めて希な状況となりました。

 

改めて、このトラックの木材を見るとまだまだ現役で処分するのは惜しいものばかりです。

解体すべき建物だったのかと疑問にも思います。

先日、訪れた醍醐寺の五重棟(日本三名塔)。

平安時代 天歴5年(951年)設立

これまでに幾度と手を加えた事と思いますが、1000年以上前の建物です。

住み手を失った建物が数多くあり、問題視される中、必ずしも新築が良いかは、定かではありません。

リノベーションをして、古いものに命を吹き込むのも私はありだと思います。

この記事を書いたスタッフ

森山 秀貴

森山秀貴

工事部・現場監督