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気密性能のお話 ② ー断熱の仕組みー

 

 

断熱材がお家を暖かく保つ仕組みは、洋服のことを考えるとよく分かります。

セーターやダウンジャケットを着ると暖かいのは、

ふわふわとした繊維や羽毛の隙間にたっぷりの空気が含まれ、

それが断熱層となることで体温を保持してくれるから。

ただ、セーターは風を通すので、真冬に外に出るときは上着が必要ですよね。

「風を通す」ということは、繊維の隙間に含まれていた空気が移動して、

断熱層として機能しないことを意味します。

一方、ダウンジャケットは風を通しにくい素材で羽毛がすっぽり覆われているため、

風を受けても断熱層が守られ、暖かいのです。

 

断熱材に含まれたたっぷりの空気、それを移動させないように施工することで、

暖かいお家は実現されます。

 

空気が出入りするような隙間は大敵です。

気密性能が大切な一番の理由です。

 

<次回につづく>

この記事を書いたスタッフ

しょーこ

しょーこ

設計

人の気持ちがわかる人間でありたいと思っています。 どんなときも、どんなことも、 相手の立場に立って行動すること。 それが私のモットーです。