3人のレンガ職人
先日、イソップ童話「3人のレンガ職人」の絵本を買いに、某大型書店に行ったものの、
なかなか見つからない…。店員さんに聞いても、逆に「どういった内容の本ですか?」と聞かれるほど、
あまり知られていない話なのかなと。
内容はというと、
旅人が歩いている途中に一人のレンガ職人に会い、「何をしてるの?」とたずねたら、職人は、
「見ればわかるだろ、レンガを積む仕事をしてるんだよ。雨の日も暑い日も寒い日も毎日ね。
俺はついてない、でも生活があるからな。」と。
旅人は「そうですか。がんばってくださいね。」と言い、歩き始めるとしばらくしてからもうひとりの
レンガ職人に会い、先ほどの職人ほどつらそうな顔はしていなかったが、「何をしてるの?」とたずねたら
職人は、「大きな壁をつくっているんだよ。これがおれの仕事なんだ。」と。旅人が「大変ですね」と声をかけると、
「そんなことはないよ。これで家族を養っていけてるんだから、大変なんて言ったらバチがあたるぜ。」と。
旅人はその職人のことばに少し励まされ、さらに歩き始めるとしばらくして、またひとりのレンガ職人に会い、
いきいきとした顔で仕事をしている職人に「何をしてるの?」とたずねたら職人は、「歴史に残る大きな大聖堂を
つくっているんだ。」と。
旅人が「大変ですね」と声をかけると、「とんでもない。ここで多くの人たちが礼拝できるんだよ。」と。
旅人はその職人にお礼を言い、元気いっぱいに歩き始めました。
といった内容の話ですね。
実際の仕事をするうえでも、とても活かされる教訓ですね。
検索すればいっぱい出てきますが、ぜひ本or絵本で将来こどもに読み聞かせたいと思う今日この頃です。
見つからなかったら、もう自分で絵本を作っちゃおうかな…。