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居心地のデザイン③-無視できない家の隙間-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隙間だらけのお家で、冬場いくら暖房しても寒くて不快という経験をされた方も多いと思います。

その原因の一つは、せっかく暖めた空気が隙間から漏れ出てしまうからですが、

この分の熱量(漏気量)はUA値やQ値では一切考慮されていません。

 

そこで気になる漏気量を加味した「実質Q値」、ざくっと「Q値+C値/10」で近似できます。

(漏気量はC値の他に周辺環境や風の強さも影響してくるので、あくまで平均的な値です)

(C値については以前のブログで5回に分けて解説しておりますので、ぜひご参照ください)

例えば、

Q値2.2、C値4の場合、実質Q値≒2.2+4/10=2.6

Q値2.2、C値1の場合、実質Q値≒2.2+1/10=2.3

これは全く同じ間取り、同じ材料で建てたお家でも、隙間ができないように施工するか否かで性能に差が出ることを表しています。

 

さて、garDENのある京都市内は冬(1、2月)の平均風速が1.6m/sと全国的に見ても最小レベル、

しかも住宅密集地が多く、風の影響を受けにくい地域です。

風の影響を受けにくいという事は、隙間があっても空気が漏れにくいという事。

つまり、全国各地に比べると同じC値でも漏気量が少ない地域にあたります。これは嬉しい発見でした。

C値1未満を社内基準に施工しておりますが、十分な性能だと思います。

 

とはいえ、計画的な換気を行い家中の空気を清浄に保つためにも、お家の気密化はとても重要です。

これからも現場監督さん、職人さんたち協力のもと、気密性能を高める努力を続けたいと思います。

 

この記事を書いたスタッフ

山本 祥子

山本祥子

設計

人の気持ちがわかる人間でありたいと思っています。 どんなときも、どんなことも、 相手の立場に立って行動すること。 それが私のモットーです。