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居心地のデザイン④-ηAC値とηAH値-

 

「断熱性能、気密性能を高めると、お家はポカポカ暖かくなります」というのは、半分正解で半分間違い。

どれだけ高性能な断熱材でお家を包んでも、お家の中に熱源がなければ暖かくはなりません。

体温の無いマネキンがダウンジャケットを着ても温かくならないのと一緒です。

できるだけエアコンに頼らず夏涼しく冬暖かいお家にするためには、

断熱気密と同じぐらい、自然の熱源「太陽の熱」を上手にコントロールすることが重要なのです。

 

その指標となるのが、今回のタイトル「ηAC(イータエーシー)値」と「ηAH(イータエーエイチ)値」です。

ηAC値とは、夏(C:cool 冷房期)に家の中に入ってくる太陽の熱を外皮面積の合計で割ったもの。

ηAH値とは、冬(H:heat 暖房期)に家の中に入ってくる太陽の熱を外皮面積の合計で割ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に入る太陽の熱には、窓から直接入ってくる日射熱と、屋根や壁から熱伝導で侵入する熱の2種類があります。

ここでポイントになるのが、窓から直接入る日射熱。

夏は徹底的にシャットアウトして、冬はしっかりと家の中に取り入れることが重要です。

数値で表すと、弊社ではηAC値1.0以下、ηAH値2.5以上を目標に設計しています。

 

UA値やQ値以上に設計の工夫が求められるηAC値とηAH値。

次回、具体的な設計手法をご紹介したいと思います。

この記事を書いたスタッフ

山本 祥子

山本祥子

設計

人の気持ちがわかる人間でありたいと思っています。 どんなときも、どんなことも、 相手の立場に立って行動すること。 それが私のモットーです。