高性能な賃貸住宅に、補助金が出ます。
この20年ほどで、日本の住宅の性能は大きく上がりました。断熱の基準も見直され、夏涼しく冬暖かい、省エネな家が当たり前になりつつあります。ただ、その流れから少し取り残されているのが、賃貸住宅です。いま国は、その賃貸住宅の省エネ化を後押しする補助金を用意しています。
住宅の性能は、確かに上がりました
かつての日本の家は、夏は暑く冬は寒いのが当たり前でした。それがこの数年で、断熱や気密の基準が引き上げられ、ZEHや長期優良住宅といった高い性能の家が広がってきました。これから持ち家を建てる方にとって、性能は「あって当たり前」のものになりつつあります。
けれど、賃貸住宅はまだこれから
一方で、賃貸住宅の性能向上は、なかなか進んできませんでした。理由のひとつは、建てるオーナーさんご自身は、そこに住まないことです。断熱にお金をかけても、光熱費が安くなって得をするのは入居者の方で、家賃にはなかなか反映しづらい。だからこそ、コストを抑えた仕様になりがちでした。
けれど、これからは違うと思っています。光熱費が上がり続けるなかで、「夏涼しく冬暖かい賃貸」は、入居者にとって確かな魅力です。性能の高い賃貸は、これから選ばれる賃貸になっていくはずです。
国が、賃貸の省エネを後押ししています
こうした流れを受けて、2026年は賃貸住宅向けの補助金が用意されました。大きく2つあります。
ひとつは、高性能な賃貸を新しく建てる方向けの「みらいエコ住宅2026事業(賃貸住宅の新築)」です。GX志向型なら1戸あたり110万円(地域によっては最大125万円)、長期優良住宅で75万円、ZEH水準住宅で35万円が補助されます(京都が含まれる5〜8地域の場合)。
もうひとつは、すでにある賃貸集合住宅向けの「賃貸集合給湯省エネ2026事業」です。古くなった給湯器を、エコジョーズなどの省エネ型に交換すると補助が受けられます。
いずれも予算の上限に達し次第、受付を終了します。対象の要件や金額は変わることもありますので、最新の情報は、それぞれの公式サイトでご確認ください。
garDENは、高性能な賃貸に取り組んでいます
garDENでは、以前から性能にこだわった賃貸住宅づくりに取り組んできました。注文住宅で培った断熱・気密の技術を、そのまま賃貸にも生かせるのが私たちの強みです。
賃貸経営をお考えのオーナーさんにとって、補助金は性能への投資のハードルを下げてくれます。制度を上手に使えば、入居者にも喜ばれ、長く選ばれる賃貸をつくることができます。補助金の活用も含めて、どうぞ一度ご相談ください。

田中 健治