新しい動画を公開しました。柱のない木の家の話です。
garDENのYouTubeチャンネル「garDEN on TV」に、新しいルームツアー動画を公開しました。今回ご紹介するのは、京都市北区に建つ木造の家です。前回の動画でご紹介したお家のすぐ隣に立っている建物で、こちらも販売をしております。設計士の竹園が、私も初見の状態で、皆さんと一緒に見学していきます。
24畳に、柱が一本もありません
この家の一番の特徴は、構造をそのまま見せた、柱も壁も少ない伸びやかな空間です。2階に上がると、階段を含めて24畳のワンルームが広がり、その真ん中に柱が一本もありません。体育館のような広がりです。
これを支えているのが、garDENがいつも採用している「ピン工法」です。柱と梁の接合部に、工場で金物を仕込んでおく工法で、昔ながらの仕口で組む木造よりも接合部が格段に強くなります。地震のときに柱の細った部分が折れる、という弱点がないため、これだけ柱や壁が少なくても構造が成り立ちます。
5.5メートルを飛ばす、太い梁
天井を見上げると、ずいぶん背の高い梁が一本、ズドンと通っています。一昔前の木造住宅では、これだけ背の高い梁はなかなか使われませんでした。途中に柱や壁を入れて梁がたわまないように区切るのが普通だったのです。
この家は、その梁が5.5メートルほどのスパンを飛んでいます。もっと飛ばすことも技術的には可能ですが、スパンを伸ばすほど梁の背丈が必要になり、部材は高額になっていきます。「ここに柱がない価値」と「構造材にかかる費用」を天秤にかけ、総額のバランスを見ながら、この空間を実現しています。
あえて「余白」を残した家
この家は、前回ご紹介したお家よりも、さらに作り込む前の状態を残してお引き渡しできるようにしています。玄関土間のコンクリートはこれから、床材もこれから。フローリングにするのも、タイルにするのも、絨毯を敷くのも、住まわれる方が自由に選べます。DIYがお好きな方なら、ご家族やご友人と一緒に床を張る、という楽しみ方もできます。
間仕切りも同じです。洗面まわりに壁を作るのか、カーテンで仕切るのか。ご家族の構成や暮らし方によって、自由に決めていただけます。階段下のような小さな空間は、読書のための「ヌック」にしてもいい。柱や壁に縛られないからこそ、これからどんな風に暮らしが変わっても、住まいの形を変えていけます。
チャンネル登録もよろしくお願いします
garDENのYouTubeチャンネルでは、ルームツアーや家づくりの考え方、設計の工夫などを定期的にお届けしています。新しい動画の更新通知を受け取りたい方は、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。なお、この物件の販売価格などの詳細は、動画の概要欄に記載しております。

田中 健治