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わが家の光熱費を、公開します

住まい教室でよくお見せしている資料があります。わが家の、ひと月ごとの光熱費の実データです。今住んでいる高断熱・オール電化のモデルハウスと、その前に暮らしていた鉄骨造で無断熱の家。同じ家族が、同じように1年間暮らして、光熱費がどれだけ違ったか。これは、今のモデルハウスを新築した10年前、2015年から2016年にかけての1年間の実データです。今日はそれを、そのままお見せしようと思います。

月々の光熱費 旧田中家とモデルハウスの比較グラフ

2015年6月〜2016年5月の実データ。毎月、これだけの差がありました。

同じ1年で、ここまで違う

1年間の光熱費は、旧宅が約48万円。一方、高断熱のモデルハウスは約14万5千円でした。およそ3分の1以下です。差がいちばん開いたのは冬。1月は旧宅が約7万円かかったのに対し、モデルハウスは約2万7千円ですみました。無断熱の家は、暖房の熱がどんどん逃げていきます。床下エアコン1台を24時間つけても、しっかり断熱されたモデルハウスのほうがずっと少ない電気で暖かい。Q値1.42、C値0.6という性能の差が、毎月の請求書にそのまま表れていました。

太陽の熱を、暖房に

なぜ冬の電気代が、ここまで少なくてすむのか。断熱と気密に加えて、私たちが創業当時から取り入れてきた設計手法に理由があります。自然エネルギーをそのまま生かす、パッシブデザインという考え方です。冬は、南の窓から低い太陽の光を部屋の奥まで取り込み、床や壁にためておく。日中にたくわえた熱が、夜まで家をやさしく暖めてくれます。この日射熱利用暖房の効果はとても大きく、暖房に使うエネルギーをぐっと減らしてくれます。機械の力にできるだけ頼らず、太陽や風といった身近な自然の力で心地よさをつくる。創業以来かわらないこの設計が、毎月の光熱費の差となって表れているのです。

太陽光が、光熱費を上回る

モデルハウスには太陽光発電も載せています。この1年の売電額は、約15万円。なんと、年間の電気代14万5千円を上回りました。つまり、電気代を払ってもなお手元にプラスが残る計算です。断熱で使うエネルギーを減らし、太陽光でつくる。この組み合わせが、家計の負担をぐっと軽くしてくれます。

今の料金で、くらべてみる

このデータは2015年から2016年のもの。あれから電気代は、2022年から2023年にかけて大きく上がりました。今は国の支援などで一時よりは落ち着いているものの、再生可能エネルギーの賦課金が増えるなど、家庭が実際に払う単価は当時より重くなっています。そこで、電気もガスも単価が当時よりおよそ2割上がったと仮定して、同じ使い方を「今の料金」に置き換えてみました。

当時と今の単価でくらべた年間光熱費の比較グラフ

当時と「今の単価」でくらべた年間の光熱費。金額は上がっても、差はそのまま残ります。

置き換えてみると、旧宅は年間でおよそ58万円、モデルハウスはおよそ17万円という計算になりました。単価が上がっても、両者の差は縮まりません。それどころか、金額の「差」そのものは、単価が上がるほど大きくふくらんでいきます。しかもモデルハウスなら、太陽光の売電(約15万円)と合わせて、家計の負担はごくわずかなまま。値上がりの時代だからこそ、家の性能の差がいっそう効いてくるのです。

10年なら、500万円の差

このモデルハウスに暮らしはじめて、もう10年になります。1年でこれだけ違う光熱費は、10年つみ重なると、はっきりとした金額の差になります。当時と今の単価をならして10年で見ると、旧宅のような家は光熱費だけで約530万円。モデルハウスは約150万円ほどです。しかもモデルハウスは、この10年の太陽光の売電がおよそ150万円。光熱費とほぼ相殺され、実質の負担はごくわずかでした。家の性能の差は、10年で500万円前後にもなります。これは、住宅ローンにすれば何年分にもあたる金額です。

10年間の光熱費総額の比較グラフ

10年間の光熱費の総額(概算)。性能の差が、これだけの金額になって表れます。

光熱費は、家を建ててから何十年も払い続けるものです。だからこそ、最初につくる家の性能が、その後ずっと家計を守ってくれます。数字は正直です。私は自分の家の請求書で、それを実感しました。garDENは、見た目や住み心地だけでなく、こうした光熱費の話も包み隠さずお伝えしながら、長く安心して暮らせる家づくりに寄り添っていきます。

※光熱費は2015年6月〜2016年5月の実データです。「今の料金」は、電気・ガスの単価が当時よりおよそ2割上がったと仮定したおおよその概算で、契約や使用状況により変わります。10年間の総額も、当時と今の単価をならしたおおよその概算です。

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この記事を書いたスタッフ

田中 健治

田中健治

代表取締役

「たのしく生きる」ことが人生理念です。 「たのしく生きる」為には「笑顔と感謝があふれる社会」が必要だなとの想いで、いっぱいです。 家というモノではなく、豊かなくらしを追い求めて家づくりを考えています。 豊かなくらしを追い求めた家。私たちがつくる家です。