新しい動画を公開しました。キッチンリフォームの予算の話です。
garDENのYouTubeチャンネル「garDEN on TV」に、新しい動画を公開しました。今回のテーマは、キッチンリフォームの費用です。「同じようなキッチンなのに、会社によって見積もりが全然違う」──そんな疑問に、設計士の竹園が、後悔しないための予算の考え方をお話ししています。
費用を抑えるなら、まず「扉のシリーズ」を見直す
気に入ったキッチンの見積もりが高すぎたとき、竹園がまずおすすめするのは「扉のシリーズをいちばん安いものにする」ことです。キッチンの扉(面材)には、メーカーごとにいくつものランクが用意されています。並べて見ると上のランクほど高級に見えますが、単体で見ればその違いはほとんど分かりません。
コンロや食洗機、水栓、引き出しの使い勝手など、気に入って選んだ部分はそのままに。扉のシリーズを見直すだけでも、費用はぐっと抑えられます。
工事費は「位置を動かすかどうか」で変わる
「壁付けのキッチンを、対面にリフォームすると一気に高くなりますか」。よくいただくご質問です。答えは、キッチンの位置が変わるかどうかで決まります。
同じ場所で入れ替えるだけなら、比較的費用は抑えられます。一方、壁付けから対面へと位置が動くと、配管の工事や、それにともなう床の張り直しなど、あちこちに影響が広がり、そのぶん費用も大きくなります。
会社によって金額が変わるのは「得意分野」の違い
同じ工事でも、会社によって10万円以上変わることがあります。その理由を竹園はずばり「得意分野が違うから」と言います。ひとくちに建築会社といっても、大工さんの集団から始まった会社、電気屋さんが母体の会社、屋根屋さんが母体の会社と、成り立ちはさまざまです。
電気屋さんが母体なら電気まわりの仕入れに強く、大工さんの集団なら手間の部分を抑えられる。会社の得意分野によって、得意なところ・お値打ちにできるところが変わってくるのです。
お金をかけるのは「本当に必要な機能」だけ
便利な設備は、挙げればきりがありません。火をつけると自動で回る換気扇、タッチレスの水栓──こだわればいくらでも費用はかかります。だからこそ、そのときの予算と相談しながら、「その機能が本当に自分に必要か」を見極めることが大切だと竹園は話します。
設備は25年ほどでいずれ入れ替えが必要になります。多機能なコンロも、使いこなせないままのことも少なくありません。高いからいいキッチンになりそう、という発想ではなく、「なぜリフォームしたいのか」を深掘りしながら考える。それが、後悔しないキッチンづくりの近道です。
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田中 健治