マンションリノベという選択

光と風が巡るLDK。築39年とは思えない、明るく開放的な住まいになりました。
家づくりというと、土地を探して、新しく建てる。そういうイメージを持たれる方が多いと思います。けれども私たちは、もうひとつの選択肢を大切にしています。すでにある建物を生かす、マンションリノベーションという道です。
先日、ひとつの住まいが完成しました。「晴れ間の家」と名づけた、築39年のRCマンションのフルリノベーションです。築39年と聞くと古さを心配されるかもしれません。けれど、しっかりとつくられたRC造の躯体は、まだまだ長く住み続けられるだけの力を持っています。その骨格を生かし、中身を一新する。これがリノベーションの面白さです。
立地という、動かせない価値
新築のために土地から探すとなると、住みたい場所で希望どおりの区画に出会えるとは限りません。その点、マンションはすでに街なかの便利な場所に建っていることが多い。駅や学校、暮らしの利便を手放さずに、住まいの中身だけを自分たちのものにできる。これはマンションリノベならではの大きな利点だと思っています。

Toolboxの換気扇が映える、自分らしく使いこなせるキッチン。
間取りは、ゼロから考えられる
マンションリノベの醍醐味は、既存の間取りにとらわれず、暮らしに合わせて空間をつくり直せることです。「晴れ間の家」では、光と風が家じゅうを巡るように計画しました。リビングとつながる室内小窓を設けることで、太陽の光が部屋の奥までさわやかに届きます。家事や収納もすっきりとこなせるよう、動線を整えています。

リビングとつながる室内小窓。光と風が、部屋の奥まで届きます。
新築のような、自分らしい空間に
この住まいの設計を担当したのは、設計士の高橋です。空間のアクセントになっているのは、優しい曲線を描くアール壁。角のない柔らかなデザインが、住まいに安心感を与えてくれます。温かな木質感に、アール壁の柔らかさが重なって、お日様の似合う「こころ晴れる」住まいになりました。トイレと洗面脱衣室はブラウンの壁紙とタイルで統一し、落ち着いた佇まいに仕上げています。

空間のアクセントは、優しい曲線を描くアール壁。
マンションリノベは、立地を生かしながら、新築のように自分らしい空間をつくれる選択肢です。今のお住まいに手を入れることも、中古マンションを買ってつくり替えることもできます。「晴れ間の家」の詳しい施工例は、こちらのページからご覧いただけます。
新築か、リノベか。決めかねている方も、まずはどんな暮らしがしたいかをお聞かせください。建物の状態を見ながら、いちばん良い形をいっしょに考えます。
この住まいの様子は、動画でもご紹介しています。

田中 健治