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新しい動画を公開しました。ホームエレベーターの話です。

新しい動画を公開しました。テーマは「狭小住宅にホームエレベーターは必要か」です。設計士の竹園が、視聴者の方からいただいた質問に答えながら、向き不向き・間取りへの影響・後悔しやすいポイント・費用や後付けの難しさまで、約10分で整理しています。私からも、これから家づくりを進める方へ向けて、動画の要点をお伝えします。

どんな人・どんな家に向いているか

竹園がまず挙げたのは、「この家で長く暮らす」見通しがあるかどうかです。今は足腰が元気でも、年齢とともに階段が負担になり、上の階へ行かなくなってしまう——そんな実例を、現場でもよく見てきたとのこと。終の住みかとしてその家に住み続ける覚悟がある方ほど、ホームエレベーターを一度は検討してみる価値がある、という話でした。

狭小住宅の間取りへの影響

garDENでも狭小の3階建てなどでホームエレベーターを採用した例がありますが、鉄則は「階段のすぐ近くに置くこと」だそうです。階段とエレベーターが離れると動線が分かれ、他の部屋が狭くなりやすい。コンパクトな機種でもおよそ畳1畳分、トイレほどの面積は取られるので、そのスペースを譲っても利便性の方が勝つ、という判断ができるかどうかがポイントになります。

暮らしの側のメリットは、段差のないバリアフリーに近づくことです。2階・3階までほぼ平屋のように使える感覚になる、と竹園は表現していました。車椅子の方だけでなく、年齢とともに掃除や移動が億劫になったときにも、家全体を長く有効に使える、という視点です。

後悔しやすいポイントと費用

動画で触れられていた後悔ポイントのひとつは、費用をかけてつけたのにほとんど使わなかった、というケースです。目安として、2階建てで約200万円、3階建てで約300万円。加えて、命に関わる設備なので年1回の保守点検が必要で、相場はおおよそ年5万円から10万円との説明でした。本体以外のランニングコストまで含めて覚悟できるかどうかが大事です。

もうひとつは、エレベーターを入れた結果、他の部屋が狭く苦しくなった、という後悔です。設置したうえでLDKなどの居心地が十分に保てる間取りになっているか——そこは設計段階でしっかり確認してほしい、とのことでした。

後付けは難しい——決めるときの考え方

「今は不要でも、将来つけたい」という相談も多いそうです。ただ、ホームエレベーターは基礎を部分的に深くする必要があり、構造計算や申請の面でも新築時に見込んでおく設計が前提になりやすい。後から合法的に通すのは簡単ではない、というのが実務者としての率直な話でした。

一方で、家族がみな健康なうちは階段の方が早い、というのも事実です。弊社の社長宅では、重い荷物の搬入に使っている場面もあるとのことで、バリアフリー以外の使い道もあります。決める基準として竹園が挙げたのは、「終の住みか」として費用と利便性の天秤が合うかどうか。ただし将来の体調や家族構成は変わり得るので、その時点で決意しすぎず、少し柔らかく考えてほしい——というのが締めのメッセージでした。

狭小住宅のホームエレベーターは、必要・不要の二択ではなく、暮らしの見通しと間取りと費用のセットで考えるテーマです。気になる点があれば、ぜひ一度動画をご覧ください。

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この記事を書いたスタッフ

田中 健治

田中健治

代表取締役

「たのしく生きる」ことが人生理念です。 「たのしく生きる」為には「笑顔と感謝があふれる社会」が必要だなとの想いで、いっぱいです。 家というモノではなく、豊かなくらしを追い求めて家づくりを考えています。 豊かなくらしを追い求めた家。私たちがつくる家です。