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新しい動画を公開しました。狭小住宅で実は必要ない住宅設備の話です。

本日、設計士の竹園が出演する新しい動画を公開しました。テーマは狭小住宅の住宅設備です。設備は増やしてもいいのか、お風呂やトイレに窓は必要か、勝手口やバルコニー、子供部屋の広さ、食洗器や壁掛けテレビまで。視聴者の皆さんからいただいた質問に、竹園が自宅で後悔した設備の話も交えながら答えています。私からも、動画の要点をお伝えします。

そもそも設備は増やしていいのか

お風呂、洗面、トイレ、キッチン。そこに衣類乾燥機やバルコニー、太陽光設備など、住宅設備にはいろいろなものがあります。竹園は、狭小住宅のお客様のプランを考えるとき、「本当にお風呂は必要ですか」と聞くこともあるそうです。最近は海外の方など、浴槽に浸かる習慣のない方もいらっしゃいます。

水回りをもっとコンパクトにできれば間取りがうまく成立する、という場面では、おしゃれなシャワーユニットや、トイレ・洗面・お風呂が一体になった設備を使う工夫もあるとのこと。常識的にある設備ですら、増やすより減らす発想で考えてみる。それが動画全体を通した竹園の姿勢でした。

お風呂・トイレの窓と勝手口

お風呂やトイレの窓は、必要かどうかというより「その空間でどう過ごしたいか」で決めるもの、という話でした。露天風呂のようにしたいから大きな窓を付ける、というのは十分に意味があります。一方で、窓を開けてもお隣の外壁が見えるだけなら、無理に付けなくてもいい。竹園の自宅は、お風呂にもトイレにも窓がないそうです。

勝手口については、「勝手口という概念が自分の中になかった」と竹園。ただし、建物の裏側にはエアコンの室外機や給湯器などを置くことになるので、メンテナンスのために裏へ出られるようにしておくことは必ず意識している、とのことです。それが勝手口になるか、大きな掃き出し窓になるかは、家ごとの用途によって変わります。

バルコニーは、garDENでは半数以上付けていません

garDENでつくっている家の半分以上には、バルコニーが付いていません。竹園は20代の頃、建売住宅の仕事で必ずバルコニーを設けるルールの中で図面を描いていたそうですが、当時から疑問を感じていたといいます。掃除が行き届かず、気を抜くと物置のようになってしまう。洗濯物干し場としても上手に使えたことがない、と率直に話していました。

竹園の自宅にもバルコニーはなく、室内干しの部屋で代用したり、日常の洗濯は衣類乾燥機で足りているとのこと。必要かどうかは住まい手が欲しいかどうか次第ですが、なくても暮らせる、という一つの答えです。

収納と子供部屋の考え方

大きなウォークインクローゼットは、狭小住宅かどうかに関わらず、服をしまう場所が1か所にまとまっていると家事が楽になる、という考えでした。小屋裏収納は竹園の自宅にも設けていて、固定階段で上がれるようにしたところ非常に便利だったそうです。来客用の布団やクリスマスツリー、トランクケースなどをしまっておけるので、日常使いの収納がすっきりします。高さがそれほどなくても、平面的に広さがあれば背の高いものは寝かせて置ける、とのことでした。

子供部屋に6畳は必要か、という質問には、garDENのルームツアーで6畳を確保した家はほとんどない、という答え。竹園の自宅でも、1人あたり3.5畳ほどだそうです。子供が巣立った後、使われなくなった広い部屋がそのまま残っている家をたくさん見てきたので、立体的に工夫して有効に使えるようにしておく方がいい。子供部屋の居心地はそこそこにして、リビングの居心地を特別にしておけば、難しい年頃でもリビングに出てきてくれるのでは、という話には私も共感しました。

オプション設備、食洗器、壁掛けテレビ

最近のトイレやお風呂には、音楽が流れたり光ったり、棚や鏡、カウンターなど、さまざまなオプションがあります。選ぶときは便利そうに見えても、実際には使わなかったというものも多い。それでオプション費用が数万円、数十万円と上がるなら、標準品まで外せないかと相談されるお客様も増えているそうです。

食洗器は機械なので、使っていれば不調や故障もあります。意外と幅も取るので、その場所を引き出し収納にすれば、立派なパントリーが1つ確保できることもあります。竹園自身、自宅に幅60cmの食洗器を入れたものの、実は少し後悔しているとのこと。引き出しを3段ほど付けておけば、パントリーでごちゃついているものをキッチンにしまえたのに、と話していました。

壁掛けテレビは、テレビが欲しい方にはおすすめ。ただ、壁から少し出っ張るのが気になって壁をふかしてほしいという方もいれば、タブレットやプロジェクターで映像を楽しむので、テレビそのものがいらないという方も増えています。テレビやモニターを置くかどうかから、ご家族で相談してみてください。

足し算ではなく、引き算で選ぶ

設備はどれも、見れば便利そうで欲しくなるものです。それでも竹園は、足し算ではなく引き算の考え方がとても大切だと話していました。自分たちの暮らしで何を大切にしているかが見えてくると、何が不要なのかも自然と分かってくる。憧れで選ぶのではなく、暮らしから逆算して、引き算をベースに選んでほしい、というのが動画の締めくくりでした。

設備選びに迷っている方には、ヒントの多い内容だと思います。ぜひ一度ご覧ください。

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この記事を書いたスタッフ

田中 健治

田中健治

代表取締役

「たのしく生きる」ことが人生理念です。 「たのしく生きる」為には「笑顔と感謝があふれる社会」が必要だなとの想いで、いっぱいです。 家というモノではなく、豊かなくらしを追い求めて家づくりを考えています。 豊かなくらしを追い求めた家。私たちがつくる家です。