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ゼロ・エネルギー住宅

補助金申請

今月着工、京都市西京区の家は地域型住宅グリーン化事業 ゼロ・エネルギー住宅の採択を受けました。

ゼロ・エネルギー住宅というのは、光熱費(支払うお金が)がゼロという意味ではありません。
一次エネルギー消費量がゼロという意味です。

一次エネルギーとは
石油、石炭、天然ガス、核燃料、水力、太陽光、太陽熱等など自然界に存在しているままのエネルギー源のことです。
電気やガソリン、都市ガス、一次エネルギーを人間にとって使いやすい形にしたものを二次エネルギーと呼びます。

ですから、断熱や、窓の性能、エアコンや照明で使う住宅の一次エネルギー使用量を計算し、太陽光発電で作るエネルギーでゼロにするという計算をします。

ん~ん、聞いてもなんだかわかりにくいですよね。

申請には、家の断熱性能を入力し冬の暖房で使う設備を決めて性能の数値を入力し、夏の冷房も決めて性能の数値を入力し、
照明器具の設置数やセンサーの有無、給湯器の設備、換気設備などを入力して家で使うエネルギーを計算して、
太陽光発電の量も計算し、判断されます。

家の断熱性能は低いのに太陽光発電をたくさん乗せればいいというわけではありません。
太陽光発電を載せない計算での数値も入力が必要です。

逆に言うと家の性能は良くても、必ず電気を作る設備(太陽光発電)が必要になります。

性能の良い家をつくることは、そんなに難しくありません。
工業製品のように、性能の高い部品をチョイスし、窓の数、大きさを減らせば性能は上がります。

しかし、家は一軒一軒、地域や敷地によって太陽の日差しの受け方、日照時間、風の流れ方、近隣の状態などが大きく異なります。
自然の力を利用し、家族にとって心地よく開放的な居心地よい空間にするには、パッシブデザインは不可欠です。

設計の工夫(パッシブデザイン)+ 建物の性能 +α 太陽光発電といった設備

かっこいい、使いやすい、暮らしやすい。
エコで地球にやさしいエネルギー消費量を大きく減らした家づくりが必要ですよね。

この記事を書いたスタッフ

田中 健治

田中健治

代表取締役

「たのしく生きる」ことが人生理念です。 「たのしく生きる」為には「笑顔と感謝があふれる社会」が必要だなとの想いで、いっぱいです。 家というモノではなく、豊かなくらしを追い求めて家づくりを考えています。 豊かなくらしを追い求めた家。私たちがつくる家です。