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Q値とは(熱損失係数)

夏の室温シミュレーションにうつる前に、冬の室温シミュレーションに出てきた値、Q値(熱損失係数)について、先にご説明しないといけませんね。

Q値とは(熱損失係数)住宅の断熱性能を表す値で、数値が低いほうが性能が高いという値になります。

どうやって求めるか?

建物から逃げる熱量を、床面積で割ったもので、
Q値(W/m2K)は、室内外の温度差が1℃の時、建物全体から1時間に床面積1㎡あたりに逃げ出す熱量のことを指します。

このQ値(W/m2K) 京都の地域での基準値は、

・次世代省エネ基準(平成11年基準 1999年) 2.7W/m2K

長期優良住宅は、この値以下にする必要があります。

しかし次世代省エネ基準といえど、平成11年の14年も前の基準です。
今は新たに平成25年省エネ基準というものに変わってきてます。
25年基準
YKK APより(https://www.ykkap.co.jp/law/supportguide/shouene/index2.html

ややこしいですね。

しかし今は、こういった事をしっかり理解していないと良い家づくりはできません。
デザインや、素材も大事ですけど、住んでからわかる住み心地も数値で理解する必要があります。

冬暖かく、夏涼しい。
自分らしく暮らしやすい。

家づくりの基本です。

この記事を書いたスタッフ

田中 健治

田中健治

代表取締役

「たのしく生きる」ことが人生理念です。 「たのしく生きる」為には「笑顔と感謝があふれる社会」が必要だなとの想いで、いっぱいです。 家というモノではなく、豊かなくらしを追い求めて家づくりを考えています。 豊かなくらしを追い求めた家。私たちがつくる家です。