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住まいの法律 居室について②

前回はそもそも居室の定義ってなんだ?というところを解説いたしました。

 

そんな居室ですが、やはり人が長時間過ごすことを前提としているため、

色々な法律が絡んできます。

 

わかりやすい物でいうと、採光です。

 

採光とは、窓などの開口部から自然光を取り入れることを言います。

住宅の居室は、その部屋の床面積の1/7以上の

開口部が必要とされています。

この数値を法的に「有効採光面積」という風に呼びます。

 

……なんだか難しい話になってきましたね。

私も毎度頭を抱えながら計算をしております。

でもこの計算がクリアできないと居室として認めてもらえないんです(; ;)

 

また、”日照”と混同されがちなのですが、また別物。

日照はいわゆる直射日光ですが、採光はあくまで「光が部屋に取り入れられること」を指します。

なので、東西南北関係なく、居室にある窓は全て計算対象になります。

 

もちろん、お隣さんがとても近くて明らかに光なんか入らん!みたいな窓は

実際計算しても有効採光面積に入れられないことがほとんどです。

 

この手の計算、あと二つあるのですが、長くなりそうなので今回は一旦ここで。

次回へ続きます!

この記事を書いたスタッフ

こはるちゃん

こはるちゃん