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【太陽に集う家 HISTORY 第5回・最終回】garDENが家づくりで大切にしていること

太陽に集う家のファサード

代表・田中の自邸でもあるgarDENのモデルハウス「太陽に集う家」。前回の第4回(暮らし編)に続き、HISTORYシリーズの最終回・第5回をお届けします。テーマは「garDENが家づくりで大切にしていること」。設計を担当した竹園節子と、家主であり代表でもある田中健治が、それぞれの言葉で語った当時の記事を、あらためてご紹介します。

当時の記事より:設計士・竹園節子の想い

2016年・元記事より

これまで「太陽に集う家」のこだわりポイントをご紹介してきました。家主の希望を叶えるgarDENのスタッフは、どんな想いで家づくりをしているのでしょうか。

設計士に一番必要なのは、家主の本当の希望を見極める「ヒアリング能力」。

― 専務取締役 兼 設計士・竹園節子

設計として、家主の話をしっかり聞いて、本当に望まれている希望は何かを見極めることに気をつけています。garDENのお客様は、基本的に家が好きな方、家族との暮らしにこだわりたい方ばかりなので、ご要望は盛りだくさんです。

すべての要望を満たすことが難しい場合も、上位3つのご要望はきっちり満たした邸宅を設計します。設計士に一番必要な能力は、ヒアリング能力だと思っています。

目に映るすべてのモノの配置をスッキリさせることで感じる広さ。

「太陽に集う家」で、私が人知れずこだわったところは、目に見えるモノ全ての配置をスッキリさせたところです。例えば、スチール手摺の支柱をスポットライト2灯のセンターに、ダイニングテーブルをスポットライトの中心に、1階床アッパーライトと2階ダウンライトの位置を同じに、等々。

標準仕様で、扉や引き戸の取っ手とスイッチの高さを揃えたりと、ちょっとしたことですが、目にスッキリ映るように配慮しています。目にスッキリ映ると不思議と広く感じるんです。あまり気付いてもらえませんが、どの邸宅でもこだわっています。その他、1階下屋根の軒を薄くして室内天井と高さを合わせたり、無計画によって出来る小壁などが生じないよう設計しています。

「太陽に集う家」で一番苦労したポイント。

一番苦労したのは、敷地・建物のレベル(高さ)設定です。道路が東西で大きく傾斜していること。造成工事が必要だったこと。道路から家に入ってからも、完全バリアフリーの必要があったこと。これらを全て満たすために、何度も現地でレベル測定し、慎重に進めました。おかげで、車いす自走で外から帰ってくることが出来る邸宅になりました。

人生の大切な舞台である「家」。日々を豊かにする仕掛けづくりが、私の仕事です。

家は、人生の大切な舞台です。だから、住まう人を優しい気持ちにさせるような空間でなければならないと、ずっと昔から思っています。私の人生は「家づくり」そのものです。

私の仕事は、日々を豊かにするための仕掛け作りだと思っています。自分の住まいを「こうしたい。ああしたい。」という思いから、この職業に憧れました。

今も自邸を満足させたい気持ちはありますが、それよりも、喜んでくださるご家族、また、楽しみにしてくださるご家族がたくさんいらっしゃるので、これからもその気持ちに応えていきたいと思っています。

― garDEN 専務取締役 兼 設計士・竹園 節子(たけぞの せつこ)
人生理念:「人の役に立つ」ことが、私の喜び。人の笑顔が好きで、出会えた人すべてが笑顔になってほしいと思っています。大人も子供もかわいいペットも友達も、優しい優しい気持ちであったかいあったかい時間を過ごしてほしい。作る人も使う人も、みんな、みんな、ハッピーに。

10年経った今、あらためて読み返して

竹園節子の言葉は、10年経った今も、garDENの設計の根っこそのものだと感じます。「ヒアリング能力」「配置をスッキリ」「優しい気持ちにさせる空間」――これらの考え方は、その後に手がけた他のお客様の家づくりにも、ずっと受け継がれています。

家主としての立場で10年住んでみると、当時はあまり意識していなかった「目に映るモノの配置のスッキリ感」が、毎日の暮らしの心地よさに静かに効いていることに気づかされます。スイッチや取っ手の高さが揃っているだけで、目線がふっと落ち着く。設計士のこだわりは、目立たない場所にこそ宿るのだと、住まい手として実感する10年でした。

写真や間取りなど、詳しい情報は施工例ページでご覧いただけます

施工例「太陽に集う家」をもっと見る

当時の記事より:「太陽に集う家」家主・田中健治の想い

2016年・元記事より

「太陽に集う家」の家主は、実はgarDENの代表取締役・田中健治。初めて家主という立場になった田中は、どんなこだわりをもって家づくりに臨んだのでしょうか。

太陽に集う家

高気密・高断熱は当たり前。設計と素材の工夫でより心地よい家に。

夏涼しく冬暖かい、住んで心地よい家づくりを1番に考えました。高気密、高断熱はもう当たり前。性能だけでは心地よい家にはなりません。

夏を涼しく暮らすために、熱容量の多い素材(土間コンクリートやレンガ)を家の中に沢山計画することで、熱が高い方(室内の温度)から低い方(土間コンクリート)へ移動し、室内の温度上昇を抑える効果があります。冬は逆に、太陽熱を熱容量の多い素材に直接取り込む事で、太陽が沈んだ後も室内の温度をあげてくれます。また、吹き抜けによって太陽熱を家中に行き渡らすことができます。雨の日は少し寒いかもしれませんが、その際は薪ストーブに活躍してもらおうと考えています。

温熱計算や室温シミュレーションでは良い結果が出ているので、実際の温湿度を測定し、しっかり検証していきます。外が無風でも家の中で風が抜けるように、上下階での立体通風を考え、窓の形状、取付位置なども工夫しています。何よりも自然の力を利用することにより、陽だまりの中でウトウトしたり太陽の角度で四季を感じられるような家にしよう!と計画しました。

内装の仕上げなど、こだわりポイントは職人さんと何度も確認を。

「バリアフリーにすること」も今回のテーマだったのですが、高低差がある敷地だったので、外部に擁壁が必要になり、地盤の高さ関係に苦労しました。土地の前所有者の不動産屋さんや、いつもお世話になっている土地家屋調査士さんに大変お世話になりました。

他にも、今回は外壁材に「焼き杉」を選んだため、防火構造に出来る断熱材の組み合わせに制限があり、今まで使っていた断熱材が使えなかったので急遽変更しました。

また、リビングのレンガの仕上がり具合は、キレイにレンガを貼るのでは無く、少し汚した感があるように仕上げたかったので、タイル屋さんが気にかけて何度も写真を送って確認してくれました。

「家」は人生の基本。帰る家があるから頑張れる。

私にとって「家」は人生の基本。家をベースに仕事、家族、仲間と人生を歩んでいくものです。

帰る家があるから頑張れる。ほっこりできる家があるから安らげる。集まれる場所(家)があるから楽しめる。

「太陽に集う家」で、人生を楽しみたいと思います。

家は人生の基本

10年が経って、garDENの軸は変わりません

10年前に書いた「高気密・高断熱は当たり前。性能だけでは心地よい家にはなりません」という一文は、今もgarDENの家づくりの根っこにあります。むしろ気候が厳しさを増すこの時代に、性能のその先にある「設計と素材の工夫」がどれほど大事かを、より強く感じるようになりました。

「家は人生の基本」「帰る家があるから頑張れる」――10年前の自分が書いた言葉を読み返すと、自分自身がこの家に守られて、家族とともに過ごしてきた時間そのものが、その一文の答えになっているように思います。

HISTORY連載は今回で最終回となりますが、私たちgarDENの家づくりはこれからも続いていきます。「太陽に集う家」を一つの原点として、これからも「住まう人の人生を支える家」を、一棟一棟、丁寧につくっていきたいと思っています。

田中からひとこと 全5回のHISTORYシリーズに、最後までお付き合いいただきありがとうございました。10年前の連載を読み返しながら今の言葉を添えていく作業は、自分自身の家づくりに対する想いを、あらためて確かめる時間にもなりました。

家は、建てて終わりではなく、住んでからの長い時間の方がずっと長いものです。10年経って、設計のこだわりや素材の選択が、暮らしのなかでどんなふうに効いてくるのか――そのリアルな実感を、これから家を建てる方の参考にしていただけたら嬉しいです。

「太陽に集う家」を見学してみたい方、ご相談したい方は、ぜひgarDENまでお気軽にお声がけください。これからも、住まう人の笑顔のために、家づくりを続けていきます。

家づくりのご相談、承ります

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初回相談は無料です。

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この記事を書いたスタッフ

田中 健治

田中健治

代表取締役

「たのしく生きる」ことが人生理念です。 「たのしく生きる」為には「笑顔と感謝があふれる社会」が必要だなとの想いで、いっぱいです。 家というモノではなく、豊かなくらしを追い求めて家づくりを考えています。 豊かなくらしを追い求めた家。私たちがつくる家です。