郷土料理
暑い季節となりました。
暑いと水分を多く摂取しまい、食欲も落ちます。
そんな食欲のない時でも、サラッと食べれる宮崎県の郷土料理のご紹介です。
『冷や汁』と呼称される料理で、冷たい味噌汁をご飯にかけた、ぶっ掛け飯の一種です。
宮崎では夏定番料理で、現場でも棟梁が応援にきた大工さんに振舞い食します。
元々は忙しい農家の食事として簡単に調理でき早く食する目的の料理でしたが、
第二次世界大戦以降に各家庭で工夫し手間のかかる料理と以降しました。
宮崎特産のきゅうりが必ず入っていて、プラス、豆腐、魚のほぐし身、
薬味(シソなど)を入れたりバリエーションが豊富です。
夏バテ解消の料理として、一度は食してみてはいかがでしょうか。
【レシピ】
材料(4人分)
あじの干物 2~3枚
きゅうり (小口切り) 2本分
だし カップ4
ご飯 (温かいもの) 茶わん4杯分
A材料
酒 大さじ3
みそ (中辛) 80g
練りごま (白) 大さじ4
すりごま (白) 大さじ4
薬味
青じそ( 千切り)
みょうが (小口切り)
もみのり 適量
作り方
1.あじの干物は頭と尾を切り落として、
魚焼きグリルに入れ、両面焼きで5分間焼く。
きゅうりは塩少々をふって、しばらくおく
2.やけどに注意しながら、
熱いうちに1のあじの骨をはずして、身を細かくほぐす。
皮と血合いは取り除く。きゅうりの水けを絞る。
3.鍋にだしを入れて中火にかけ、
ひと煮立ちしたら【A】の酒とみそを加える。
さらにひと煮立ちしたら火を止め、
残りの【A】を加えて泡立て器で溶き混ぜる。
粗熱が取れたらそのまま冷蔵庫に入れて冷やす。
4.3に2のあじときゅうりを加えてなじませる。
5.炊きたてのご飯に4をかけ、【好みの薬味】をのせる。