白川郷
先週、白川郷へ行ってきました。
現地の人曰く、今年は雪が少なかったとお話して下さいましたが、
それでも結構積っていました。
白川郷や五箇山などに見られる合掌造りは、急こう配の茅葺屋根が特徴的です。
この急こう配の屋根は、屋根の積雪除去作業を楽にするためであったり、地域的に雨が多いことから水はけを考慮したと考えられています。
また、江戸時代に盛んであった養蚕を屋根裏空間で行っていたことから、より広く空間が取れる切妻屋根を採用していたそうです。
地域によって気候・風土が異なることから、それに対応して家のつくり方にも違いが出てくるのは面白いですね。
「京都の気候・風土」を考えた家づくりを広めていけるように精進していきます!