キッチンリフォーム
先日、キッチンのリフォーム工事を行いました。
何度かリフォームの仕事をいただいているお客様で、
息子様お住いのキッチンを新しいものに替えたいと、ご依頼いただきました。
キッチン入替は、最短で3日間の工事となります。
事前に現場調査を行わせていただきます。
キッチンはメーカーにもよりますが、製作に2~3週間程掛かります。
ご指定のメーカーがございましたら、メーカー施工の方と現場調査を行わせていただきます。
現場調査時に行う事は、給排水、ガス、電気の配管、配線位置、経路の確認。
食洗器が新たに付くタイプであれば、排水と給湯を新設しなければなりません。
ガスコンロからIHに変更になる場合等、新たに電気配線が必要であれば、
ブレーカーから電気を供給しなければなりません。
他に、キッチンの搬入経路、部材を仮置きできる場所、木工事、キッチン施工は、
材料を切ったりしますので、作業スペースの確認。
キッチンのサイズなど、多くの事を事前に調べます。
取付け可能なキッチンをご提案させていただき、
ショールームにて、商品の色や材質、オプションを決めていただきます。
その後、商品が決まりましたら、御見積をご提示させていただきます。
事前(現地調査後)に御見積は可能ですが、
追加のオプションで御見積より金額が高くなることがございます。
キッチンの製作完了に合わせて、在宅であれば、お客様のご都合を確認させていただき、工事の日程を決めます。
近隣の方へのご挨拶、マンションであれば、管理組合に工事の申請を行い、工事着工となります。
【1日目】キッチンに接続されている電気、ガス、給排水の取外し、解体
【2日目】電気、ガス、給排水の新設、木工事
【3日目】キッチン施工、電気、ガス、給排水の繋ぎ(仕上げ)、清掃
キッチン工事に関わらず、リフォーム工事は時にアクシデントが伴います。
解体後に想定外の事もしばしばで、今回はキッチンの排水管に鉄管を使用してあり、
この鉄管を指定された立上げ位置(壁右側 排)までどうもっていこうか…
排水管は水が流れるように勾配を取らないといけない為、立ち上げ位置までもっていこうとすると、
キッチンの下端が配管に干渉して取付けができません。
鉄管の場合、途中で切断する事もできません…。
設備屋さんに状況を説明し、最善策を考え、無事にキッチンの取付を行うことができました。
何事も経験で、想定外の事も想定内として考えて工事に臨みたいと思います。
お客様に喜んでいただき、私も成長できた工事となりました。