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大工のいろは~四~

紅葉がきれいな季節ですね。
162号線で京都高雄のさらに北を進んで行くと、道沿いには杉の木が真っ直ぐ整列して立ち並んでいる光景をよく目にします。

日本三大杉といえば、秋田杉、屋久杉、そしてこの北山杉。
北山杉のみ独特の育成過程で「枝打ち」があります。
写真のように、木の先っぽだけ枝葉を残して中間~下部は枝葉をきれいに切り払う作業です。
理由は、
・節痕のないツルツルな丸太材に仕上げる
・上部の枝葉が養分を吸い上げるので中間~下部分を太らせず、えんぴつのような真っ直ぐ細長い木に育つ
・年輪の詰まった木に育つ
その他にも間接的に、陽光が入りやすく落葉落枝の分解を促進させるなど、いろいろな理由があっての「枝打ち」という作業の豆知識です。

この記事を書いたスタッフ

永谷 弘樹

永谷弘樹

大工・設計

なるべく自分の判断、やり方で正確に効率よくやるようにといった仕事のスタンスが自分にも合っているので、 櫛谷棟梁のもとで6年間大工させてもらってます。 設計士さんや各業者さんと一緒に協力し合い、ときには言い合いや押し付けもありながらでも、 みんなでひとつの建物を完成させることの喜びが、この仕事をやっていて一番よかったなと思うことです。 将来は、自分で設計し自分で大工をして家を建てたいと思っています。