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大工のいろは~八~

自邸の工事も着々と進んでおります。

今は、外壁の外側にスタイロフォームを貼る工事を行っています。

壁体内にはグラスウールを詰め、さらに付加断熱としてその壁の外側にもうひとつ断熱層(スタイロフォーム)を設けることで、断熱性能を高める狙いです。

自分では、「ウチソト断熱工法」と勝手に名付けて仕事しているところです。

断熱材っていろんな種類ありますが、材そのものには何の断熱効果もないんです。実は。

その材の細かな繊維にとどまっている「空気」が断熱してくれているんです。

その空気が動く(対流する)と、壁内外で温度差がうまれて断熱性能が下がるので、空気層を確保しつつなるべく空気を動かないようにするための、より細かな繊維状・気泡状のもの=よりよい断熱材ってことになりますね。

大工さんも、触るのは木だけじゃくて空気も大事に触ってあげなきゃならない時代です(笑)

昔、某航空宇宙局のスペースシャトルの先っちょ(鼻の部分)にアルバイトのおばちゃんが新聞紙を詰め込んでいたなんてうわさも聞いたことありますが、この時代、新聞紙よりもっと優れた断熱材はいっぱいあると思います(笑)

 

 

 

 

この記事を書いたスタッフ

永谷 弘樹

永谷弘樹

大工・設計

なるべく自分の判断、やり方で正確に効率よくやるようにといった仕事のスタンスが自分にも合っているので、 櫛谷棟梁のもとで6年間大工させてもらってます。 設計士さんや各業者さんと一緒に協力し合い、ときには言い合いや押し付けもありながらでも、 みんなでひとつの建物を完成させることの喜びが、この仕事をやっていて一番よかったなと思うことです。 将来は、自分で設計し自分で大工をして家を建てたいと思っています。