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大工のいろは~九~

自邸は現在、室内側の断熱施工(グラスウール)と並行して、外壁の仕上げ材(米杉)を張る準備をしているところです。

写真のような本実(ほんざね)仕様になっている板材で、釘金物が見えないような工法(A案)が可能な中、あえて正面から素直に釘を打ってとめる工法(B案)に決めました!

釘が見えない方がスッキリしてスタイリッシュに仕上がるが、もっと手作り感のある山小屋のような雰囲気にしたい思いもあって、妻にもちょっと相談したら、「任せるわ」ということで…。

板材は以前の投稿のように、乾燥伸縮し続ける(動いてる)ので、張り方も気をつける部分が多いです。とくに気をつけたいのが、接着剤。しっかり固定したいがために材の裏面にベッタリと塗りつけて使用する大工さんもいますが、私はあまりおすすめせん。背中(裏面)がガッチリ固定されると木が動こう動こうとして反対にお腹(表面)に負荷がかかって、割れてきちゃうんです。

それでも、強風にあおられてパタパタしても困るのでちゃんと固定はしてあげたい。「動かないようにでも動くように」板を張るテクニックが必要。ということで、来週から本格的に板貼り頑張るぞ!

この記事を書いたスタッフ

永谷 弘樹

永谷弘樹

大工・設計

なるべく自分の判断、やり方で正確に効率よくやるようにといった仕事のスタンスが自分にも合っているので、 櫛谷棟梁のもとで6年間大工させてもらってます。 設計士さんや各業者さんと一緒に協力し合い、ときには言い合いや押し付けもありながらでも、 みんなでひとつの建物を完成させることの喜びが、この仕事をやっていて一番よかったなと思うことです。 将来は、自分で設計し自分で大工をして家を建てたいと思っています。