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大工のいろは~二十~

長年愛用していた玄能もガタがきたみたい。

昔、左官職人さんからもらったグミの木で造った柄。

その柄が痩せて頭の鉄部がグラグラと。よし、修繕しよう!

一度、頭を引っこ抜いて、柄の接続部を削り直して、再びかち込む。

買ってきた鉄クサビを柄の先へ叩き込んで完成!

もうこれで、永遠に抜けることはないかと。

柄が折れない限り、数百年後も活躍していてほしいものです。

 

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