大工のいろは~四十五~
IOT(インターネット・オブ・シングス)も今はもう当たり前。
今後、住宅内にもどんどん取り入れられていくことでしょう。
また、素材の面での最新テクノロジーも、建築業界はすごい。
写真は、高さ85メートル/18階建ての木造ビル。
ノルウェーの田舎町に2019年3月竣工。
木造ですよ!
実は、日本でも2041年に木造高層ビルが完成予定。
高さ350メートル/70階建て!
木造の可能性はまだまだ未曾有。
また、バイオディグレーダブル(生分解性)の建材というのも注目。
アメリカでは、トウモロコシの茎や根を、
キノコの菌糸を使って硬化させてつくった生分解性のレンガ素材で、
高さ13メートルのタワーを建てたとのこと。
また、ドイツでは、天気に反応する木製の建築部材が開発された。
複数枚の弁で構成された開口部が、
湿度によって形が変化する木材の特性を利用して開閉するらしい。
新素材が普及するのも、すぐではないでしょうが、
そんな遠い未来でもなさそうですね。