照明の歴史【弥生編】
照明の歴史【弥生編】
続いては、弥生時代の照明についてです。
縄文時代から弥生時代に移行し、照明はどのように変化していったのでしょうか。
実は、照明は依然と焚火と囲炉裏のまま。
そんなに急には文明は発達しないのですね。
しかし、縄文時代と比べて変化した点もあります。
それは、着火方法です。
縄文時代は錐もみ式(きりもみしき)という方法で火を起こしていました。
こんなかんじで、手で棒をぐりぐりして、先端が当たる部分に摩擦熱を発生させることで火をおこします。
これが、弥生時代になると、舞錐式(まいきりしき)が使われるようになります。
舞錐式では、錐もみ式よりも火を起こしやすくなりました。
これは、あらかじめ棒にひもを巻き付けておくことで、力が回転力に変化しやすくなるためです。
これは便利ですね!