鉛水道管
先日、鉛の水道管の取替え工事を行いました。
水道料金が高くなったとの事でお客様から連絡があり、漏水調査を行ったところ、
鉛の水道管から漏水が確認できました。
鉛の水道管は管内に錆がつかず、加とう性、柔軟性に富み、加工、修繕が容易な為、
1980年頃まで全国的に使用されました。
しかし老朽化による漏水が多い、水質の安全の確保から使用が禁止され、
現在はポリエチレン管の使用が定められています。
古い木造の建物で、これまでに何度か改装工事をおこなっていて、
部分的にポリエチレン管に取替えらている箇所もありました。
残っている鉛の水道管を取替え、漏水は止まりました。
生活する中で、水道料金の変化は気付かれないかもしれませんが、
古い建物の場合は、水道管の老朽化で漏水のおそれもあります。
水を使ってない状態で、水道メーターのパイロットが回ってたら漏水の可能性があります。
築年数が浅くても冬場の凍結で水道管が割れたりします。
気になる方は、水道メーターを確認してみてはいかがでしょうか?