大工のいろは~五十二~
前回の、「ファクトフルネス」
大半の人が、世界状況に関する情報のアップデートができてない。
でしたね。
そして、事実に基づいて世界を見ると、人生の役に立ち、心が穏やかになれる。
でしたね。
そのためのポイントとして、
変わらないように見えるのは、変化がゆっくりと少しずつ起きているからだと気づくこと。
ひとつの視点ではすべてを把握しきれない。
大半の人が存在するエリアがある。
数字の事実を勘違いしないために、比較や割り算をしてみる。
直線もいつかは曲がることを知る。
などなどのキーワードがありますと。
そしてこれは、世界規模の話だけではなくて、
例えば仕事にもうまく転用できる考えだと思いました。
過去の慣れと思い込みが勝ちすぎている
=ずっと古い工具で古い施工方法。ずっと同じ単価の見積もり。
現状把握できてない
=現場に行かない。メモをとらない。進捗が何も見える化できてない。
数値化せず感情だけで話してる
=図面データを見ない持参しない。「たぶん」「だろう」の打合せや会議。
などといった感じで、多少なりとも世界の情報をアップデートでき、
加えて、自分自身の課題が浮き彫りにされたような
そんな本でした。