ここだけの話、garDEN支店をつくっています(6)
前回は、壁と天井を断熱材で包み、気密テープでふさいでいく工事のお話でした。あれから現場は進み、いまはボードが張られています。

断熱と気密は、この面の向こうに隠れました
面がふさがると、部屋が立ち上がる
不思議なもので、ボードが張られた途端に、部屋というものが急に立ち上がります。それまでは柱と筋交いの向こうが見通せて、どこまでが部屋なのか分かりませんでした。それが面でふさがれると、天井の高さも、窓からの光の入り方も、はっきり見えてきます。
ここに来て、いつも思います。図面で何度も確認したはずの寸法を、体はこの瞬間にはじめて理解するのだと。
古い柱と梁は、そのまま見せます
写真の中央に、黒い柱と梁が写っています。第3回でお話しした、屋根を開けたときに現れたあの梁です。新しい面はきれいにふさぎながら、この古いものだけは、隠さずに見せます。
断熱も気密も今の考え方で入れ直して、性能は新築と同じところまで持っていく。けれど、この建物がここで過ごしてきた時間は残す。リフォームでいちばん考えどころなのは、たぶん「何を残すか」ではなく「何を見せるか」のほうです。
10月、オープンイベントを開催します
ここから先は、床を張り、灯りをつけ、ご相談をうかがう場所をつくっていきます。あと少しです。
そして、10月にオープンイベントを開催します。西大路通り沿いの、この小さなお店で。リフォームのご相談はもちろん、まだ何も決まっていない段階の方にも、ふらりと立ち寄っていただける日にしたいと思っています。
日程と内容が決まりましたら、あらためてこのブログとホームページでお知らせします。もう少しだけ、お付き合いください。

田中 健治